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NFL2016シーズン開幕

キャロライナ vs デンバーで開幕した2016NFL

 

98日にNFL2016シーズンが開幕した

 

注目のポイントはいくつかあった。

1.デンバー・ブロンコスQB問題。

前年の覇者デンバーは、殿堂入りが確実なQBペイトン・マニングが有終の美を飾って引退した。
ペイトンが怪我で欠場するなかで活躍した控えQBのオズワイラーは、2フリーエージェントでとっととヒューストン・テキサンズに移籍。
トレードやフリーエージェントでの獲得もなく、ドラフトでは126位でパクストン・リンチを指名したが、だれがこの重荷を背負うのか。

 

2.ニューイングランド・ペイトリオッツQBトム・ブレイディの4試合サスペンド

明確な証拠もないまま、コミッショナーのロジャー・グッデルが決めたブレイディの4試合出場停止。
毎年有力チームなだけに、どのような戦いをするのか。

 

3.サンフランシスコ・49ersとチップ・ケリー

スーパーボウルに出場した2012年から転落を続ける49ers
ヘッドコーチのジム・ハーボーを馘にしてから続いている混乱を、フィラデルフィアで迷走人事を行ったチップ・ケリーが立て直せるのか。単に、好きなチームだから気になる。

開幕のサーズデイナイトゲームは注目のデンバーが登場。1点差のドキドキする締まった展開。第50回のスーパーボウル同様、ディフェンスがカロライナ・パンサーズQBキャム・ニュートンにプレッシャーをかけ続けた。

懸案だったデンバーQBは、2016年のドラフト1巡で獲得したリンチではなく、2015年の7250位で獲得したトレバー・シーミアンが先発。1インターセプトをくらったものの堅実なプレーで勝利に導いた。

もう一つ注目のニューイングランドも、控えQBのジミー・ガロポロが活躍し、強豪のアリゾナ・カージナルスに勝利した。しかも、TEのグロンコウスキー抜きで。ヘッドコーチのビル・ベリチックとオフェンスコーディネーターのジョッシュ・マクダニエルスの能力が高すぎる。

 

既にNFLWeek3

 

Week1が終わった時点でブログを書きたかったのだが、ちょっと様子を見た。
なぜなら、我が49ers2015シーズンの開幕で素晴らしい勝利を挙げたものの、そのあとは恐ろしいほどの低迷をしたからだ。
2016シーズンもロサンゼルス・ラムズが相手とはいえ、0−28の完勝。うれしいやら不安やらで書く気になれなかった。

さて、Week3を終わってどうだろう。

カロライナとシアトル。シーホークスに連敗&完敗で1−2である。さもありなん。2015年末から先発し、なかなかのプレーをしていたQBのブレイン・ギャバード。ジャクソンビル・ジャガーズ時代の汚名をすすいで活躍しているかと思いきや、Week3では元に戻ってしまったかのようなお粗末なプレーぶり。頼みのディフェンスも機能せず、今季も期待はできそうにない。アホなオーナーとGMがまた1年でヘッドコーチを馘にしないように祈るのみである。

49ersを尻目にデンバーニューイングランドはどこ吹く風の3連勝。強いチームはオーガニゼーションが違うと思わざるをえない。

 

俄然注目したくなったフィラデルフィアミネソタ

 

Week3までみて、俄然注目せざるをえないのがフィラデルフィアだ。
2015年はチップ・ケリーが壊してしまった(かのような)チームだが、リビルディングに賭けて2016年のドラフトで1巡全体2位にトレードアップした。
獲得したのはQBのカーソン・ウェンツ。
ドラフト全体2QBといえば、古くはライアン・リーフ。最近ではロバート・グリフィンだ。いずれにせよ、フランチャイズQBにはなれなかった。

ところが、である。

全体1位でロサンゼルス・ラムズに指名されたQBジャレッド・ゴフがもたついている間に、目覚ましい活躍を見せている。
開幕3連勝に貢献したのはもちろん、3試合でTDパスを通し、かつ、インターセプトなし。
すごいのは新人QBだけではない。強豪のピッツバーグ・スティーラーズを相手に3点しか許さなかったディフェンスも驚異的だ。
3試合でなんと27点しか失っていない。1試合10点未満の失点だ。

そしてミネソタにも注目だ。
開幕前に正QBのテディ・ブリッジウォーターがシーズンエンドの怪我。暗雲立ち込める中、フィラデルフィアに居場所のなくなったサム・ブラッドフォードを獲得。セントルイス・ラムズでは怪我続き、フィラデルフィアでも勝ちに恵まれなかった元全体1位指名のQBがついにミネソタで開花。
こちらもオフェンスだけでなく強力なディフェンスで相手をねじ伏せている。

 

NFLパリティが面白さの源泉

 

NFLパリティリーグとも言われる。パリティとは等価性の観念または等価性を維持する機能のこと。わかりやすく言うと、ルールで縛ってチーム間の戦力が均衡するようにしている。1つのチームだけが勝ち続けるのではないダイナミックなリーグ運営を目指しているおかげで、常に新しいチームが台頭しやすくなっている。

もちろん、長年ドアマットのチームもあるが、ひとたび優れたGMとヘッドコーチが揃うと3年待たずにプレイオフコンテンダーに化ける。

2016年でいえば、アリゾナ・カージナルス、カロライナ、ジャクソンビル・ジャガーズなどが期待はずれな成績を残し、ロサンゼルス、ヒューストン、オークランドなどが期待以上の成績になっている。

毎年目が離せない。

 

30年近くNFLを見ているが、アメフトの経験はなし

 

NFLを初めて見たのは高校生くらいだったか。かなり長くみている。当時は49ersが全盛期で、ラグビーをやっていた私は、ロジャー・クレイグのニーアップ走法に憧れてラグビーの練習でよく真似をした。だから今でも49ersファンだし、QBといえば、ジョー・モンタナだし、戦術といえばウェストコースト・オフェンスがとてもしっくりくる。

そもそも、なんでNFLを知ったのかは今となっては定かではない。中学生のときにバスケットボールをしていて、当時はマジック・ジョンソンからマイケル・ジョーダンへ覇権が移りつつある最も楽しい時期であった。インターネットがない時代は情報の収集が難しく、NBAの情報を求めて雑誌「NUMBER」を読んでいるときに、ジョー・モンタナのことを読んだような気がする。
同時に日本テレビNFLの放送をやっているのを知り、深夜の放送を見て、その激しさに圧倒された。

49ersファンだったけど、本当にNFLを好きになったのは、バッファロー・ビルズのおかげかもしれない。
4年連続スーパーボウル出場、4年連続敗退はとても強く印象に残っている。
ジム・ケリー率いるノーハドルのハイパーオフェンスがなぜかスーパーボウルでだけ爆発しなかった。

 そして、その翌年1994年、スティーブ・ヤングでスーパーボウルに勝って以来、49ersは栄冠から遠ざかっている。